Root of etre.lix.jp

ここは aouma が管理する領域です。

とくにネタがないので、我が家歴代の猫たちを懐かしむことにしました。

連絡先はページの一番下にあります。

My cats

もうり

毛利写真その1
2010年撮影 こちらを見あげる
毛利写真その2
2020年12月撮影 恰幅が出てきた

女の子・2006年1月26日生まれ・2021年5月30日永眠・オリエンタルショートヘア(ホワイト)

記念すべき我が家最初の猫。船橋「池田ペットファーム」から購入した。

オリエンタルショートヘアとは、日本ではあまりなじみがないが、現在のシャムをさまざまな色にした品種。CFAのオリエンタルショートヘアの頁EBONY GARDEN/オリエンタル・ショートヘアーに詳しい。血統書を見ると、父親は「Tsusan Blue Diamond」(シャム)母親は「Noble's Q Ⅱ Suzushiro of Attsumi」(オリエンタル)本猫の血統書に記載された名前は「Sachi」という。

とても頭が良く、愛情深く甘え、美しく品があってお行儀のよい、生涯の友と言える猫だった。ありがとう、もうちゃん。

かりん

かりん写真その1
2010年2月撮影 食卓に乗る
かりん写真その2
2010年2月撮影 晩酌に寄り添って

女の子・2007年生まれ・2019年6月永眠

ある日外出しようと思ったら、アメショ柄の子猫がひょっこりと出てきた。手のひらに乗る程度の大きさで、人なれしていたため、飼うことにした二匹目の猫。

愛嬌があり、いたずら者でよく太っており、おだやかな性質だった。ほとんどアメリカンショートヘアの柄だが、保護猫なので真実はわからない。人に対しても陽気で、他の猫たちとも仲良くやっていける、性格のよさがあった。

おそらく心臓病と思われる病気で、あっという間に逝ってしまった。もともと病弱の気があったが、早すぎる別れだった。

とらちゃん

とら写真その1
2010年2月撮影 お気に入りの毛布で
とら写真その2
2010年9月撮影 暖房器具のそばで(ややピンボケ)

女の子・2007年生まれ・2021年9月24日永眠

かりんを拾った頃に、庭にやってきていた野良ネコがいた。村上春樹にかぶれていたので、『海辺のカフカ』のナカタさんに因んで「山田」と名字で呼ぶことにした。長毛ぎみの雌猫だったため、いつしか子猫を生んだ。その一匹がとらちゃん。

はじめは飼う気はなかったのだが、人懐っこかった兄弟たちも、母親の「山田」も、いつしか庭を去ってしまった。大人しく、臆病な性質だったため、一人だけ庭に取り残されてしまい、猫風邪にかかって生死の境をさまよった。

その時、生きるにはこれしかない! と思ったのか、窓辺から盛大に人間に甘えアピールをはじめた。可哀想なので拾うことにした。

病気は完治したが、奥手な性格は治らず、ずっと家庭内野良に近い生活を送っていた。たまに甘えてくるのでかろうじて家猫の面目を保っているというべきか。細かい理屈はわからないが、白とぶちの茶トラで女の子なのは遺伝子的に珍しいらしい。尻尾も短い鍵しっぽで、今では少なくなった「ザ・日本猫」な見た目だった。

もうりは珍しく興味を示し、乳をやろうとして乳腺炎になった。過ごした年月も長い。とても可愛かった。

めい

めい写真その1
2010年9月撮影 ベッドの上で甘える
めい写真その2
2010年2月撮影 ピアノの上から

女の子・2009年生まれ・2013年4月29日永眠・メインクーン(クリームアンドホワイト)

新潟に今は亡き弟と旅行にいった際、母が衝動買いしたメインクーン。「ペットを家族の相談もなく衝動買い」したことについて、ずいぶん言い争った。

ペットショップで売れ残っていた子だったためか、神経質なところがあった。長毛なので毛の手入れが毎日必要なのだが、頑として抵抗をする。おかげで双方ストレスになり、毛玉ができてバリカンで刈らなければいけなくなることまであった。

豊かな尻尾は美しく、穏やかな性格で、人間に拘束されることは嫌がるが、充分に人懐っこかった。メインクーンなので大きくなったが、我が家にはほかにも大きな猫が多かったし、雌だったのでそこまで負担はなかった。病院の見立てによると腎臓の遺伝病で、随分若くして逝ってしまった。

近年では野良出身でも血が濃いことがあるし、猫エイズなどの伝染病もあるため、一概にショップ出身の品種猫のほうが身体が弱いとは言えないだろうが、この品種に関しては今後は気を付けたいと思った。

みらい

みらい写真その1
2010年9月撮影 段ボール箱に入る
みらい写真その2
2020年10月撮影 多少お怒りに

男の子・アメリカンショートヘア(レッドタビー)・2009年2月27日生まれ

ペットショップで三万円という非常な安値で売れのこっていた。食べ過ぎて体形が崩れてしまったせいらしいが、充分可愛らしく、またこのまま売れ残っていたらどうなるかと心配になって、迎えることにした。父猫は「Large Bird's Dean」母猫は「Cattery Kitty Farm's Arnica」。ちなみに本人の血統書名は「Cattery Kitty Farm's Baldy」という。

その通り、非常によく食べる子だった。アメリカンショートヘアらしく、陽気で、独立心が強く、のんびりとした性格をしている。少し怖がりかもしれない。「かりん」や後述の「ゆうま」のように、シルバータビーではないため、見た目もただの赤トラのようで威圧感がない。「かりん」とは仲がよく、夜中によく相撲をとった。

12歳になる2021年の今まで、目だった病気のない、非常に丈夫な子。一時期は7キロまで太ったこともある。年を取って少し偏屈なところが出てきたが、長生きしてもらいたい。

ゆうま

ゆうま写真その1
2021年9月撮影 迎えた二日後に
ゆうま写真その2
2020年11月撮影 カーテンから顔をのぞかせる

男の子・アメリカンショートヘア(シルバータビー)・2021年1月15日生まれ

もうちゃんが亡くなる寸前、「ジョイフル本田」で「かりん」によく似たシルバータビーの男の子を見つけた。その後もうちゃんを見送ってあまりに悲しく、迎えることになった。それが「ゆうま」である。ペットロスには新しい猫を迎えるのが一番であった。ネットで姓名判断をしてつけた名前で、「悠馬」と書く。父猫は「Gabriel of Jupiter」。母猫は「Forme's Malve」。本猫の血統書名は「Ruriann Dale」。

来た当初は非常に活発で、「とらちゃん」や「みらい」などの先住猫に対して好戦的だった。お年寄り連中には辟易する子猫だったようだ。遊び相手に「さら」を迎えた今では、自分を顧みたのか、多少落ち着きのある猫になっている。

よく抱かれる。見た目もアメショーらしく愛嬌があり、可愛らしい。総じて、アメリカンショートヘアは飼いやすいオススメの品種である。

さら

さら写真その1
2021年10月撮影 ともに寝る
さら写真その2
2021年11月撮影 テレビの前で

女の子・オリエンタルショートヘア(チェスナットスモーク)・2021年7月10日生まれ

もうちゃんを失って、オリエンタルショートヘアが恋しくなった。「ゆうま」がやってきて、悲しみも少しはまぎれたが、やはりもうちゃんは特別である。「みらい」も若さ溢れる「ゆうま」相手に苛立っているので、新顔が必要とされた。そういう成り行きでブリーダーから迎えたのが「さら」である。漢字では「沙羅」と書く。

「もうり」よりもオリエンタルショートヘアらしい外見をしていて、耳が大きいし、チョコレート色の変わった毛色をしている。大声でよく鳴くおしゃべり猫で、気に食わないことがあると鳴いて不満を言う。あまり尻尾は振らず、いつもご機嫌である。「もうり」は父猫がシャムということもあって、多少神経質だったり、他の猫に対して気が強い一面をもっていたが、「さら」は他の猫に対して非常にフレンドリーである。大らかで陽気であり、人にはよく甘える。今は本当に悪戯盛りで活発だ。つい「もうり」との比較で見てしまうが、新しい相棒として大切に育てていきたい。